さて、バイクイベントに参加して後本日の宿泊は沼田の健康ランドです。今回参加したお仲間(グループやクラブでもなく、名前もなく、年長の人がその都度声かけて「こんど、ここ行こうや」と、言うような感じのゆるい集まりです)のリーダーが、ツーリング時には行く先々の健康Lを調べて泊まるのが、お得で好きなんだそうで。
しかし、この日のようにとにかく汗まみれの落ち着き先としては真っ先にお風呂に入れるのはなんともありがたい限りです。
ゆっくり入浴して、汗を流しさっぱりして早めに広間に集まりました。
待ちに待ったビールで乾杯の後は、もう和気藹々の宴会モードです。全員で8人。健康ランドの2部屋を借りて4人ずつに別れて泊まることになり、お風呂の後、宴会場でそれぞれ好きなものを頼んで飲みあう、まことに分かりやすい明朗なシステムです。
さて、でも何故、ここにオレがいるんだろう?改めて一緒に飲んでる本人が一番不思議です。
リーダーの人は61歳です。年金組。で、その次の人は60歳2人と59歳。あと3人は、40代と30代、20代の若手3人プラス64才のオレ。結局、オレが一番年長さんなのだ。
さらに、何故ここにオレがいるんだろう?の第二の訳は、他の人全員、自衛隊の関係者だったのデス!
リーダーは自衛隊幹部の退役、次の人は退役事務官の課長さん、そして次が自衛隊転出の後現在血液センター勤務、そして次がやはり退役後、関連事業の技術会社勤務とその部下2名そして現役自衛官1名!わぁー、そうだったんだ。やっぱり、なんでオレここで宴会に参加してるんだ!という状況!
だから、還暦あたりかその近くの年齢が集まってするいわゆる“おやじツーリング”仲間とも言い切れない、しかし自衛官あがりのガチガチ仲間とも違う、ふつーの気のいいおじさんたちと半ばむりやり連れ出されたこれも気のいい若手と、いわば自衛隊には完全に門外漢のオレ、なのでした。
やっぱりへんだよな。
しかし、今回たまたま声かけてくれたビッグスクーターな人は、全然そんなつながりは気にしてない、親切なおじさんで、みんなで群馬に行くからよかったら一緒にどうですか、と明るい人だっただけなのです。オレとはいわば出会いがしらに知り合ったような人で。その方がリーダー(みんなが敬意を表してそう言うだけご本人はあまりその気が無い風情)を紹介してくれて。なんかどうぞどうぞと言う具合になっただけ。もちろんその時点では自衛隊なんて全然知らず意識もない要素で、オレは千葉で近い人たちの仲間とか、年代の近い人と友達になるのも気が楽かなと言った程度の認識だった訳で。うーん。人のつながりとはわからないものですねぇ。どこで、どんな友達ができるかホントに不思議です。
ともあれ、そうしてなんの違和感もなく一挙に仲間になり、次の予定もぜひどうぞ、ということになりました。
ただ、ツーリングクラブでもなく会員加入でもない、ゆるやかなプライベート集まりなので気が楽です。みんな千葉だし・・・。
そんな訳で、沼田の健康ランドの夜は更けていくのでした。
翌日曜日、今日も快晴で夏らしい空が広がっています。
コースを少し戻って、谷川岳に行ってみることになりました。
一の倉沢まで行く5人と、ロープウエイで展望台まで行く組に分かれて夏の自然を満喫しました。オレは当然上まで走るコース。谷川岳は圧倒的な雄姿を見せてくれました。若い頃、家族で来たことを懐かしく思い出しました。
山を楽しんだ後、ロープウエイ組とは土合の駅舎で待ち合わせることになりました。有名な地下の駅で、ホームから駅舎まで上がってくるまでに重いザックを背負ったら20分はかかると思います。懐かしいです。
さて、再び合流後、8台は関越水上から帰路に向かいます。炎天下で、止る度に水分補給しながら何本ペットを飲んだか。
関越から千葉はルートがすんなり行かず、首都高から早めに帰宅意見もあったものの、途中から17号などを経由して、早い話横に下道経由で、野田に出て、しかも醤油工場見学してお土産もらって帰ろうよ、と言うことになり本庄児玉から下へ。どっちかと言えば、あさがおが達が気になって早め帰宅願望組だったんだけど、まあいいか。
時間が早めだったのかそれほど混雑も無く、延々埼玉県内を経由して、関宿から千葉入りしました。とにかく、暑いだけ。
江戸川の流れを従えた北総台地の緑豊かな田園の中に、その関宿城は小高い丘の上にありました。やや複雑な一般道の故、遅れた2台を待つこともあって、とにかくここで休憩です。
爽やかな風が気持ちのいい丘が、厳しい熱射と疲労に優しいひと時をくれたような気分です。でも、やっぱり水分補給!
まつこと大分たって、また揃って、さて最終コースです。
時間もなくなったので、醤油工場見学はまたの機会に。
やや混み始めた16号をひた走り、それぞれのポイントでひとり、ふたりと分かれるように帰りました。
疲れたけど、楽しかった。
自分ひとりではゼッタイ行かなかったよな、という初体験のイベント、健康ランドの宿泊宴会、懐かしの谷川岳の感激、のどかな房総の風景そして新しい友人、ひょんなことからまた新しい体験ができました。充実した暑い(熱い)2日間でした。
あ、最後の一人はわが家からほんのすぐそばで、いつも通る道筋の家だったのです。家の脇にボートやおっきいステーションワゴンが置いてあったり、バイク(スクーター)などの整備コーナーがあったりするなんとなく気になっていた家の、その人のお宅だったのです。
すぐそばなので、いつでも寄って下さいなどとホントに親切にしていただき、最後の最後までふたりで一緒に帰ってきました。
また次の約束をして、きました。
なぜか知らないけど、オレ、結局、この人たちの仲間になれてよかったなと思い始めています。規約も義務もないし、そうかと言って馴れ合いもないし、組織で訓練されてきた人たちばかりだからか、親しくても礼儀正しい距離感もあって、良い感じでした。
なんかNTCののんびりにも共通するところが居心地の良い独特の人間の関係を作っているような風情です。
人間でも組織でも、人柄はこうしてできるんだなと思いました。
2日間のレポでした。
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